今年で8回目の開催となる「六本木アートナイト」では、初めての試みとしてオフィスワーカーを対象に見どころ紹介ツアーを実施しました。
今年のテーマは「未来ノマツリ」。アジアを中心に世界中から彩り豊かなアートやパフォーマンスが一夜限りで六本木に集結しました。 沢山の来場者で賑わう会場の中、ツアー参加の皆さまにはインカムを装着していただき、六本木ヒルズ内に設置されたアート作品を巡りました。森美術館学芸員の専門家ならではの解説により、作品の裏側まで知ることができました。
けやき坂コンプレックスに設置されたスーザン・ドラメン氏の「新作インスタレーション」に使用されている鏡やカラフルなガラスは、オランダの100円均一のようなところで販売されている安価な材料だそうです。華やかな作品からは想像できないお話に驚きました。
今回のメインプログラム・アーティストである蜷川実花さんの大規模なインスタレーション作品「Tokyo Followers1」は、“この作品を観に来た人が主人公”です。作品を観に来た人が自由に“写真を撮る”こと、それをさらに“SNSにアップすること”で、作品自体がどんどん大きくなっていき完成するそうです。アートの在り方、楽しみ方を新しく提案してくれる、まさに今回のテーマの「未来ノマツリ」を感じさせるアート作品でした。
参加者からは、「この見どころ紹介ツアーをきっかけに初めて六本木アートナイトを訪れたが、とても楽しかった。また来年も参加したい」「毎年アートナイトに来ているが、広い会場に沢山のイベントが同時開催される中、見どころをコンパクトに紹介してもらえるのは有難い」という感想をいただきました。
日程 | 2017/9/30(土) |
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時間 | 19:30〜20:30 |
場所 | 六本木ヒルズ |
詳細 | 定員:20名 参加費:無料 |
リンク | 六本木アートナイト2017 |